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≪Chapter of Ryougoku lineup≫
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昔の回向院の境内には旧国技館が建っていたくらいだから、もっと広かったわけだが、現在は商業ビルなどが建っている。
ここには、両国花火資料館なんてものもある。
両国の花火は有名だが、ここでは、花火の歴史や仕組みなどを解説する極めて小規模な展示を行なっている。

両国花火資料館 両国花火資料館

両国花火資料館 両国花火資料館

江戸時代、両国2丁目から3丁目にかけては本所松坂町だった。
(左)京葉道路の歩道にある「本所松坂町」の標柱。
(右)工藤写真館には、相撲写真資料館なるものが併設されている。

工藤写真館

この工藤写真館は、相撲協会専属の写真館を務めたていたらしい。
もちろん、相撲に関する写真が展示されているのだが、番付も売っていた(確か50円だったような・・・)。

相撲写真資料館

当然、この辺りには多くの相撲部屋が存在する。
(左)出羽海部屋。江戸時代からの歴史を持つ名門出羽海一門の本家。
(右)春日野部屋。大正時代に創設された出羽海一門の相撲部屋。

出羽海部屋 春日野部屋

(左)時津風部屋。昭和の伝説的な横綱、双葉山が創設した相撲部屋。
(右)京葉道路と清澄通りの交差点にあるライオン堂は、明治40年創業、力士御用達の衣料品店だ。

時津風部屋

本所松坂町公園(吉良邸跡)


この塀があるのは、両国3丁目の一画にある本所松坂町公園だ。
見た目にも、大きさ的にも、全然、公園には見えないが、ここが、元禄赤穂事件で討ち入りにあった吉良義央の邸宅跡である。
吉良邸の敷地は大きなもので、この公園の面積は当時の1/86しかないのだという。
松の廊下での刃傷事件の後、吉良が屋敷替えになった理由は諸説言われているが、呉服橋から本所二ツ目に引っ越している。
このあたりは、時代小説などで、様々な陰謀等に波及していく場面であるのだが、単に上野介の隠居が事実上決まっており、
それに伴うものということはなかったのだろうか?
討ち入り後、吉良家は改易され、屋敷地は本所松坂町の町屋となったようである。
(左)周囲の壁は「海鼠塀長屋門」を再現したものらしい。これが高家の格式なんだとか。

吉良邸跡 吉良邸跡

(左)吉良上野介義央を祀る松坂稲荷。
(中)首洗い井戸が再現されている。
(右)吉良家家臣二十士の碑。

吉良邸跡 吉良邸跡 吉良邸跡

吉良邸の跡地は、やはり、武家には敬遠されたであろうか、一帯は本所松坂町となり町人の住む街となった。
現在の両国3丁目の街角に「鏡師中島伊勢住居跡」という案内板が立っている。
ちょっと馴染みのない名前であるが、中島伊勢とは、幕府用達の鏡師で、一時期、葛飾北斎を養子にしていたという。
なんでも、北斎の母親は吉良方の剣客、小林平八郎の娘で、中島伊勢に嫁いでいる・・・ そんな話を北斎自身が喧伝していたらしい。

両国3丁目 鏡師中島伊勢住居跡

両国4丁目は、江戸では、概ね本所亀沢町だったようだ。
両国公園という何の変哲もない児童公園に「勝海舟誕生の地」の碑が建っている。
ここは、海舟の父、小吉の実家、男谷家のあった場所で、海舟はここで7歳まで過ごしたという。
男谷家は、江戸に名を馳せた直心影流の道場で、海舟もここで剣を修め免許を得るまでになっている。
当然、男谷邸跡地でもあるわけだが、男谷精一郎(信友)も、様々なエピソードで知られる有名な剣豪だ。
幕府講武所で剣術指南役を務めるなど活躍し、幕末の剣聖と称されるほどの使い手であったという。
石碑には「法務大臣 西郷吉之助」の名前もある。揮毫した人物であろうが、どうやら、西郷さんの孫であるらしい。
江戸の地図で見ると、公園の場所には、「男谷精一郎」とあるが、隣には「講武所頭取 豊後府内藩 松平家下屋敷」の記載も見える。

両国公園 勝海舟誕生の地碑

両国4丁目も堅川沿いまで来ると、江戸の本所相生町である。
「桐の博物館」とある「桐屋田中」は、創業明治25年の老舗家具家であるという。
桐たんすなどの桐製品専門メーカーで、ここはいわゆるショールームであるらしい。

桐の博物館 桐の博物館

清澄通りが堅川を渡る二の橋。江戸の地図では、二ツ目通りの二ツ目之橋だ。
(左)「軍鶏なべ屋 五鉄」の案内板。鬼平犯科帳で鬼平行きつけの店がこの辺りにあるという設定らしい。
(右)二の橋についての案内板。万治2年、堅川開削により一之橋から五之橋まで五つの橋が架けられたという。
二の橋は、五鉄に向かうシーンなど鬼平犯科帳にもよく登場する橋なのだとか。

二の橋 二の橋

(左)二の橋から見た堅川。上を走るのは首都高七号小松川線。
(右)二の橋は渡らず、一の橋(隅田川方向)に向かう。

二の橋

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