小石川植物園の入場券は、なぜか入り口前の売店で売られている。
入り口には切符を切るだけの人がいる・・・
小石川とあるが、現在の住所では、文京区白山3丁目だ。
小石川後楽園も現在は文京区後楽なので、旧小石川村のエリアがバラけたということだろう。
小石川植物園のルーツは、白山神社の移転後に館林藩の下屋敷となっていたこの地に開設された小石川御薬園がであるという。
さらに徳川吉宗の時代に小石川養生所が出来たことで一般的には知られる場所だ。
明治以降は、東京大学の施設となり、東京大学大学院理学系研究科附属植物園という物々しい正式名称を持つに至っている。
≪Chapter of Komagome lineup≫
白山神社→本念寺→
浄土寺→小石川植物園→
円乗寺→
大円寺→駒込土物店跡→
龍光寺→
目赤不動→洞泉寺→
吉祥寺→
天祖神社→
駒込名主屋敷→富士神社→
江岸寺→六義園→妙義神社→
染井稲荷神社→西福寺
旧古河庭園
小石川植物園は丘陵の斜面を利用した設計となっていて、入り口は坂の下にある。
入り口から左手に進むと雑木林がある。
(左)花菖蒲田。
(右)鴨。
雑木林を抜けると日本庭園がある。
バックの建物は、重要文化財「総合研究博物館小石川分館」旧東京医学校本館を移築したものだという。
丘陵の斜面を上がると、また、雑木林がある。
雑木林を抜けるとイロハモミジのトンネルがある。
(左)旧小石川養生所の井戸。
(右)薬園保存園。
(左)ふてぶてしい面構えの猫。売店にいた。
(右)柴田記念館。大正時代に植物学教授の柴田桂太により建てられたものだとか。