HOME(23区)神田川(東京水道歴史館/本郷給水所公苑)

東京ではお馴染みの神田川は井の頭公園を水源とし両国付近の隅田川に注いでいる。
今回歩くお茶の水から柳橋のエリアは、首都防衛や生活用水の観点などから江戸時代に開削されたルートだ。
神田川というと日本橋あたりのイメージもあるが、あちらは水道橋付近から分岐している日本橋川であるらしい。

≪ Chapter of kandagawa lineup ≫
東京都水道歴史館お茶の水橋聖橋湯島聖堂神田明神昌平橋万世橋神田ふれあい橋柳森神社和泉橋
美倉橋左衛門橋浅草橋柳橋


東京都水道歴史館/本郷給水所公苑


お茶の水からと言いながらスタートは本郷にある東京都水道歴史館。
お茶の水付近の神田川からすぐ近くにあって、 当たり前だが、東京都水道局が運営している。
ここでは、特に神田上水より以前の玉川上水の歴史についてこだわり解説されている印象だ。
玉川上水は、幕府から工事を請け負った玉川兄弟が開通させたもので、 羽村市の多摩川から取水し四谷大木戸の
水番所を経て江戸市街へと分配されたのだという。
現在、四谷の新宿通りに四谷大木戸跡と四谷大木戸跡の碑と案内板だけが地味にある

水道歴史館 水道歴史館 水道歴史館

水番所の先では、このような木樋や、あるいは石樋を用いた地下水道が町の井戸まで引かれていたという。
江戸時代の水道技術の高さが伺える。

水道歴史館 水道歴史館

発掘された江戸上水だと書いてある。

水道歴史館

本郷給水所公苑


東京都水道歴史館の裏手は本郷給水所公苑となっている。
その敷地の一画には神田上水の石樋が復元展示されている。
神田上水は徳川家の入府に際して家臣大久保主水が開通させた
小石川上水を拡張したものだという。
井の頭を水源として水戸藩上屋敷 (現在の小石川後楽園) を経由し
神田川を樋で渡って日本橋、神田方面に供給されていたらしい。
谷中の瑞輪寺にその大久保主水の墓所がある。



本郷給水所公苑 本郷給水所公苑

公園は和風庭園と洋風庭園と称するエリアで構成されていて、昼休みのサラリーマン(推定江戸庶民)が寛ぐのに適した空間となっているものと思われる。
(左)このあたりは和風庭園なのだという。
(右)西洋庭園の片隅には、なぜか地球儀が。

本郷給水所公苑 本郷給水所公苑

この西洋庭園は主にバラ園なんだとか。

本郷給水所公苑

本郷給水所公苑


本郷給水所公苑を出ると、すぐに神田川沿いの外堀通りにぶつかる。
名前の通り江戸城の外濠として機能を担っていた川である事を示している。
ここから川沿いをまずはお茶の水橋に向かって歩いていく。



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