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板橋文殊院遍照寺板橋観光センター観明寺東光寺近藤勇墓所

道標


旧中山道と王子新道の交差点に来た。
たぶん、ここが「板橋宿 仲宿」から「板橋宿 平尾宿」へと入るところだ。
「中山道 板橋宿 日本橋 二里半」なんてのがあるから、日本橋から11.78kmくらいか。
商店街も「仲宿商店街」から「不動通り商店街」に変わる。
通りの向こうには、あらためて「板橋宿」と書かれた商店街のゲートが現れる。
ゲートをくぐると、いっそう地味になった観のある商店街が続いている。



板橋宿 板橋宿

板橋観光センター


ちょっと道をそれたところに「板橋観光センター」なんてのがある。
観光マップが置いてあったり、ちょこっとした展示があったりするところだ。
行き当たりばったりで来た場合なんかには、情報収集に寄っておきたい処点だ。

板橋観光センター

板橋観光センター 板橋観光センター 板橋観光センター

ちょっと先の、これも道を少し逸れた所に「板橋宿平尾町脇本陣跡」の碑と案内板が立っている。
徳川家康の関東入りに際して移住してきたと言う、豊田氏が名主として君臨していた場所だ。
文政年間には、興行途上のラクダが奥庭に逗留したなんてエピソードがあるらしい。

平尾宿脇本陣 平尾宿脇本陣


現在はマンションらしきものが建っている。
ここは処刑を待つ間の、
近藤勇が幽閉されて
いた所でもあると言う。



観明寺


旧中山道の商店街に戻り、少し先に行くと、道沿いにあるのが観明寺だ。
創建は南北朝と伝わるもののハッキリしないようで、とりあえず真言宗の寺院だ。
明治に成田山から不動尊を勧請したとあり、「不動通り商店街」の名前の由来にもなっているらしい。
(左)寛文元年の庚申塔。青面金剛像デザインのものでは都内最古だとある。
(中)山門は、加賀藩下屋敷内の通用門を移築したものらしい。
(右)これも、加賀藩下屋敷内にあった稲荷神社だとある。

観明寺 観明寺 観明寺

その他、境内と本堂。

観明寺 観明寺

東光寺


東光寺


続いて訪れた、ここ浄土宗東光寺は、「平尾宿」の終端にある。
創建は不明で開山が室町期?らしいのだが・・・
延宝7年、加賀藩下屋敷開設のために現在地に移転してきたとある。
往時は大きいお寺だったようだが、震災、戦災、区画整理などで、
今は、見る影もないと言ったところか。
(左)昭和57年製の本堂。



こぢんまりした境内の石仏群たち。
(左)区の文化財「寛文2年の庚申塔」など。日像・月像・二童子・四夜叉・一猿一鶏・ニ鬼がデザインされているらしい。
(中)これも文化財「六道利生の地蔵尊」。中山道と川越街道の分岐点「平尾追分」にあったものだとある。
(右)宇喜多秀家の供養塔。明治に子孫が建てたものだとあり、「秀家卿」と刻まれている。
秀家は関ヶ原で敗れて八丈島に流されているが、正室が前田利家の娘の豪姫だったことは良く知られている。
流刑中の秀家は、前田家から援助を受けていたようでもあるし、そう言った前田家との縁が続いていたのだろう。

東光寺 東光寺 東光寺

旧中山道と中山道が交差するこのあたりが、「板橋宿」の終点(入り口)らしい。
中山道と川越街道の分岐点でもあったようなので、先程の「平尾追分」はこのあたりであったと思われる。
(右)振り返ってみた「板橋宿」の商店街ゲート。ウサギは商店街のキャラ「ラッピー」だとか。



中山道を渡り、そのまま旧中山道の「板橋駅前本通り商店街」を進む。
そのあたりは、だあ〜っと走り抜けて・・・JR板橋駅西口まで到達する。
線路の反対側の東口に出ると、新選組隊長 近藤勇墓所の文字が見えてくる。

JR板橋駅西口 近藤勇墓所

近藤勇の墓所


近藤勇墓所

ここは、「寿徳寺」と言う真言宗寺院の境外墓地だとかで、
住所は北区滝野川に変わっている。
流山で投降捕縛され、板橋刑場で処刑された近藤勇
胴体がここに葬られたとされている。
ちなみに首の方は京都で晒されたあと行方不明らしい。
要は、いくつかあるらしい近藤勇の墓所の一つだ。
明治になって、新選組二番隊組長だった永倉新八
発起人となり供養塔が建立されたものだとかで、
右側には、副長土方歳三の名も列記されている。
また、建立に際しては、新選組と親交のあった
旧幕府奧医師の松本良順の協力があったとされる。


(左)その供養塔。「近藤勇昌宜」のはずが“宜昌"になっているとか。何か意図があるのか?単なる間違い?
左右の側面には、新選組メンバーを中心に110名の氏名が刻まれているとあるが、そこまで見なかった。
(中)永倉新八自身の墓もある。
(右)やや控え目なサイズの近藤勇の雄姿。

近藤勇墓所 近藤勇墓所 近藤勇墓所

他にも、こんなのが建っている。左から、
123回忌記念の碑だとか。
顕彰碑みたいなものだと思う。
「近藤勇埋葬当初の墓石」だとある。
墓所正面の看板。

近藤勇墓所 近藤勇墓所 近藤勇墓所 近藤勇墓所


道を挟んでとなりの茶店っぽいところでは、新選組グッズを売ってるようだ。
入ってみなかったので、どんなもんかは分からないけど。
と言ったところで、今回の、板橋宿編は、ここまで。
印象としては、コンパクトなのか・・・コンパクトに回ったのか・・・
ともかく、エリア的には狭くスポットも限られたものだった。
しかし、江戸時代に繁栄していた町であるのは間違いない。
そう思えば、そんな気分にも・・・なるかもしれない。



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