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霊厳寺江戸深川資料館清澄庭園芭蕉稲荷神社芭蕉庵史跡展望庭園のらくろロード芭蕉記念館深川神明宮


清澄公園


清澄公園を抜けて隅田川沿いに向かう。
現在は芝生の広場であるが、岩崎家の時代には、ここまで日本庭園が広がっていたようだ。



セメント発祥の地碑


仙台堀川沿いを隅田川方向に歩き、川が途切れたくらいのところ、セメント工場の前に来た。
何やら、明治27年製のコンクリートブロックだって書いてある。
付近には「本邦セメント発祥の地」の記念碑もある。
なんでも、明治8年創業の深川セメント製造所において日本初の国産セメントの製造に成功したのだとか、 現在は、アサノコンクリート深川工場が建っている。



平賀源内電気実験の地碑


住所は、まだ清澄1丁目。十字路を右折すると読売新聞社の建物の前に
「平賀源内電気実験の地」なんてのが建っている。
例のエレキテルを実験したところであるらしい。
源内は、深川清澄町に住み、この電気実験を度々披露したのだという。



隅田川沿いを少し上り常磐1丁目、小名木川に架かる万年橋の袂まできた。
現在の橋は、昭和5年竣工の鉄橋であるが、江戸時代に架かっていた木製の太鼓橋は、
浮世絵にも度々描かれるなど江戸庶民からも親しまれた橋であるという。
また、ここは、日本橋・神田へと水運の要地として川船番所が置かれていたという。




芭蕉稲荷神社


芭蕉稲荷神社


萬年橋を渡ってすぐの左手に芭蕉稲荷神社なる小っこい神社がある。
芭蕉が住んでいたという深川芭蕉庵の跡地らしいのだが、江戸や明治の地図には載っていない。
それもそのはずで、大正時代の津波で芭蕉ゆかりとされる石の蛙が見つかったことにより、
創建された神社であるという。
「古池や蛙飛びこむ水の音」の有名な句もここで誕生したものらしい。


芭蕉稲荷神社 芭蕉稲荷神社

深川芭蕉庵史跡展望庭園


芭蕉稲荷のすぐ側、隅田川沿いの小名木川と交差する辺りに深川芭蕉庵史跡展望庭園なんてものもある。
たしかに、隅田川に向かっての展望台になっていて、松尾芭蕉が座っているが・・・
ただ、庭園という言葉はしっくり来ない・・・庭園の定義が、わからないのでなんとも言えないが・・・
ちなみに、この芭蕉像、午後5時になると隅田川に向きを変えてライトアップするらしい。


深川芭蕉庵史跡展望庭園 深川芭蕉庵史跡展望庭園

やや下流に架かる清洲橋方面の展望。
関東大震災後の大正14年に架けられた鉄橋で、江戸や明治の地図には見られない。
ドイツのケルンにあった吊り橋をモデルにしたという重要文化財の橋だ。

深川芭蕉庵史跡展望庭園

やや上流の新大橋方向を望む。
現在の橋は昭和52年竣工の鉄橋であるが、こちらは元禄からの歴史がある橋だ。
歌川広重が名所江戸百景の中で描いた「大はしあたけの夕立」はゴッホが模写した絵としもて有名だ。

深川芭蕉庵史跡展望庭園

シーラカンス


今度は、小名木川沿いを森下3丁目まで来たところ。
西深川橋のたもとに、徐ろに由来も脈絡も分からないシーラカンスがいる。
江戸時代まで遡っても、シーラカンスが深川にいたはずもないし・・・
それどころか発見されてないか。



田河水泡・のらくろ館


小名木川と並行して走る“のらくろロード”と称する地味な商店街にやって来た。
なんでも「のらくろ」の作者にゆかりの土地らしく、いわゆる町おこしであろうか、キャラクター商品などを売る店もある。
住所では、森下や高橋といった場所であるが、森下3丁目の森下文化センターには“田河水泡・のらくろ館”なるものがある。
どうやら「のらくろ」の作者、田河水泡が若いころ江東区在住だったらしい。
さすがに、「のらくろ」がリアルにわかる世代ではないのだが無料施設みたいなので入ってみた。
ちなみに、江戸時代(安政)の地図には、この場所に徳川田安家の下屋敷が記載されている。



「のらくろ」は知っているが、実際に漫画を読んだことはない。
作者は、明治生まれで主に昭和初期に活躍した人物と思われ、まあ、無理もないか。



(左)のらくろグッズを売る店。帽子屋らしい。
(右)のらくろ煎餅。





江東区芭蕉記念館


のらくろロードから清澄通りを超えて万年橋通りまで直進。
名前の通り、万年橋から真っすぐの道で、再び、隅田川沿いに戻ってきた感じになる。
やや、上流に歩を進めると「江東区芭蕉記念館」という、これまた地味な芭蕉関連施設がある。
入館料は100円なので多くは望めないが、内容は推して知るべし。
まあ、だいたい、こんなもんだろうっていう想像はつくと思うけど。


江東区芭蕉記念館 江東区芭蕉記念館

深川神明宮


森下駅方面に向う途中の森下1丁目に深川神明宮がある。神明宮なので、祭られているのは天照大神だ。
一見なんの変哲もない神社だが、深川の原点とも言うべき歴史があるようだ。
なんでも、深川八郎右衛門と言う人物が、この土地を開拓したのだという。
その後、深川氏は代々名主を務める家系となるのだが、その屋敷に祠を祀った事が由来であるらしい。
江戸時代の地図には、神明社 別当 泉養寺とあり、このお寺が、名主 深川氏の菩提寺ということらしいのだが、泉養寺の方は関東大震災で
千葉県市川市に移転している。


深川神明宮 深川神明宮


清澄通りの森下駅前交差点。
このあたりは、江戸でも明治でも深川の森下町だったらしい。
今回は、門前仲町から、清澄、白河、などを経て森下まで、隅田川上流へと向かってきたが、 こうやって見ると深川エリアでは、道路の道筋が江戸時代からあまり変わっていないようだ。

以上で、深川めぐり終了。



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